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大洗ゴルフ俱楽部 7205y(6710y) Par72 |
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大洗のコースを注意深くプレーすると、16番ホールを除く17ホールが、海岸線と並行して造られている事に気付く。それには理由がある。 コースを包む黒松の林帯は初期の徳川幕府が、大洗海岸の防風、防砂のために植林したものだ。戦後手入れされないまま荒廃し、賑わうのは海水浴の夏だけだった。 反対も少なくなかった。最後まで残ったのが、「黒松の魚付林を無くしたら、魚がいなくなる」という反対だった。魚付林とは魚が寄ってくる林のことだ。魚は暗い所に 大洗ゴルフ俱楽部には、井上誠一の設計美学が込められている。特に「砂丘地の自然地形を残す、黒松林を自然の障害物とする。人工的造形を避ける、 あれから50年。大洗海岸も変わった。平成3年2月、ベントと高麗のコンビネーションワングリーンが、オールベントのワングリーンに生まれ変わった。改造は 「美しい日本のゴルフコース」より・・・ |