有馬ロイヤルゴルフクラブ
ロイヤルコース
7148y Par 72
神戸市北区淡河町は、神戸の奥、六甲山の北麓に位置し、域内に神影、南僧尾、北僧尾という字名が残るように、歴史上いわくのある しかし昭和30年代には、幾つもの傾斜する小山に囲まれた小さな田と多数の池を抱えた純農山村に姿を変えていた。そして昭和45年 大林健良。信用組合「大阪商銀」理事長、財界の顔とゴルフ上手で知られた人物だ。宝塚GC、奈良国際GC、大阪GC淡輪など名門コースの 資本金4000万円で(株)兵庫開発を設立。計画は27ホール。50万坪を99l、完全買収に近かった。近い将来、中国・山陽自動車道が 昭和46年3月1日コース造成着工。コース設計は、奈良国際GC、大阪GC淡輪のメンバーだから「頼むなら上田」だった。上田の高齢も 昭和47年東、中コース仮開場、48年11月25日27ホールの本開場。昭和62年10月、日本オープンを開催、青木功が優勝。 ちなみに、現在の有馬ロイヤルは、ロイヤルコース7148ヤード・パー72(上田治設計)、ノーブルコース6856ヤード・パー72 関西オープン2回、サントリーレディスは8回連続開催中。トーナメントで社会貢献と、そのトップランをめざしている。 (田野辺 薫氏の「ゴルフの歴史を歩こう。」から) |